iPhoneXの基板修理を同業者様よりご依頼いただきました。
充電ができないと郵送で送っていたただきましたが、確認すると正常に起動ができずリンゴマークのままの状態です。
充電できないとの事だったので、正常に起動しないのもそれが原因と判断し、テストしていきます。
iPhoneXはまず、二つの基板が合体されている形ですので、それぞれに分離します。
これまでの機種に比べて、すこしだけ面倒になりました (。=`ω´=)
あらかた想定はしていたので集中的にテストした結果、原因はすぐに見つかりました。

赤丸部の小さな部品がショートしておりました。回路図を見てみましょう。

C6330の番号がついてる部品が今回の元凶です。
U6300の番号がついてる四角い物がUSBコントロールICと呼ばれるもので、充電に関係があります。
赤くなっている点は繋がっていることを意味しますので、C6330がショートし故障した事により、U6300にまで異常が発生し、充電ができなかった状態です。
リンゴマークのまま起動しないのもこのU6300が異常な為でした。
故障したC6330を交換して無事復旧しました(・ω・ゞ-
当店では同業者からの依頼も引き受けております。同業者の方もお気軽にお問い合わせください。