
iPhone基板修理/データ復旧とは
一般的な修理店で行う部品の交換ではなく、メイン基板自体が故障した際に、直接基板の修理をします。
- 水没によりショートして電源が入らない
- 落下してタッチができない
- 電源は入るが表示しない
- バックライトが点灯しない
- 充電ができない/PC認識ができない
- 自分で修理して基板を破壊してしまった
上記のような様々な故障(部品を交換しても直らない)の時に、電気回路の修復および破損箇所の修理をするものです。
iPhone基板修理の注意点
iPhoneの基板修理は、デーの取り出しを目的とし、 原則、継続して使用する事は保証できません。
水没や大きな衝撃だったり、 故障には様々な原因がございますが、基板修理するほどのなにかがあった端末ということには変わりません。
そのため、修理後も不安定だったり、最悪の場合はすぐに使用不可になる事もございます。
基板修理は『データを取り戻すための修理』という事をご理解ください。
基板修理の実際の様子
水没したiPhoneSEのタッチが出来ない基板修理の実際の例です。
最初に新しい画面部品を付けて確認しましたが、タッチ操作はできず、基板を観察すると上部に浸水の跡(腐食)を発見しました。
腐食箇所の清掃と、浸水により異常が出てしまった、タッチの機能を司るICチップを処理して復旧しました。
基板修理料金は
機種 | 基板修理/データ復旧 費用 (税別) |
iPhone 5、5S、6、6Plus、SE、6S、6SPlus、 7、7Plus、8、8Plus | 25,000円 |
iPhone X、Xs、XsMax、XR | 35,000円 |
iPhone 11、11Pro、11ProMax | 40,000円 |
Android各機種 | 30,000円 |
直らない場合は診断料、作業料などは一切かかりません。
iPhone基板修理にかかる日数
自店で基板修理をしていない修理店では、当店のような基板修理に対応している業者に委託修理で出すため、1週間程度必要です。
また、海外の業者に委託しているケースだと最大1ヶ月程度と聞きます。
当店は自店で基板修理を行っているため、最短即日、最大でも3日程度で修理が完了します。 ※CPU移行作業の場合は、材料基板の在庫状況による。
もちろん、データが戻るなら、日数はさほど重要ではないかもしれませんが、短期間のほうがより良いですよね。
iPhone基板修理の復旧率
当店では、基板修理の中でも特に難しいとされるCPUなどのメインICを他の基板に移植してデータ復旧する、CPU移行作業も行っております。
修理復旧率でいうと、9割以上復旧できております。※リンゴループ除く
CPU移行とは、人間に例えると、故障した基板(身体)の記憶がある脳みそ(CPU)を別の人の身体に載せ換えて、記憶を取り戻す脳移植みたいなものです。

少し例えが怖いですね。。笑